物価が高騰する中で、お手頃な価格で購入できる中古パソコン市場は、今右肩上がりです
ただ中古パソコンには「危険性」もあるので、安易に買うのはオススメ出来ません
安心して中古パソコンを買うためにも、中古パソコンにどんな危険性があるのかを知っておく必要があります
ということで今回の記事テーマは・・・
中古パソコンの注意点!買う前に知っておきたい危険性と対策方法
というお話しです
目次
中古パソコン セキュリティ問題
中古パソコンには、当然ですが以前の所有者がいて、ごく稀に以前の所有者がインストールしたソフトウェアなどが残っている場合があります
そのため残っているデータの中に「悪意のあるソフトウェア」が紛れ込んでいて、マルウェアによる個人情報の漏洩やウイルスなどでシステムの破壊などを引き起こす危険性があるのです
最近の中古パソコンを取り扱っているパソコンショップでは、販売前にメンテナンスをしているので安心ですが、オークションなど個人取引で中古パソコンを買う場合は、セキュリティ問題に注意が必要です
購入後すぐに工場出荷時の状態にリセットし、最新のセキュリティソフトをインストールして全体スキャンを行うことが推奨されます。特に、信頼できるセキュリティソフトを使用することで、マルウェアやウイルスの感染を防ぐことができます。
個人情報の漏洩が起きるとどうなる?
自分には起きないと思って、セキュリティ対策を怠っていると、取り返しのつかないことになりかねません
- SNSやメールなどアカウントの乗っ取りやなりすまし
- クレジットカードの不正利用
- 住所や写真などの不正利用
- 特殊詐欺などの標的にされる
考えるだけでもゾッとするような被害に合う可能性があります
実際にSNSのアカウント乗っ取りによる悪用などは、一般の人でも良く起こることです
せっかく買った中古パソコンから、個人情報の漏洩被害に合うことがないように、シッカリと危険性を理解してセキュリティ対策を行うようにしましょう
改造品の危険性
中古パソコンの中には、品質の悪いパーツなどを組み合わせたりパーツを抜き取って販売したりするモノがあります
たとえばHDDやSSDなどのストレージを古いモノに変更したり、2枚刺さっていたメモリを1枚にしたりして販売することがあります
古いパーツは、すぐ壊れる可能性がありますし、メモリが減るとパソコンのパフォーマンスが低下し、快適に動作しない可能性もあります
信頼できる販売店から購入することが何より重要です。また販売されている中古パソコンを買う前に、一度中古パソコンの「基本構成」を確認するようにしましょう。
改造パソコンを買うとどうなる?
古いパーツに交換されていても、数日で壊れることは滅多にありませんが、本来のスペックよりも低いものに改造されている場合は、快適に使うことは難しくなります
たとえばWindows11の場合、最小スペックのメモリは4.0GBですが、快適に作業するためには8.0GB以上のメモリが推奨されています
中古パソコンを買う時には、そのパソコンで快適な作業ができるか確認してから購入するようにしましょう
ソフトウェアのライセンス問題
最近のWindowsパソコンやMacは、OSのライセンスがマザーボードに書き込まれているので、メーカーパソコンを買う限りOSのライセンスが切れていることはありません
ただインストールされているソフトウェアについては、ライセンス認証が必要になることがあります
たとえば「OFFICEインストール済み」と記載のある中古パソコンでも、ライセンス認証が完了しているとは限りません
古いオペレーティングシステムやソフトウェアの場合、クリーンインストールやアップデートを行うことで、ライセンス問題を改善される場合があります。
ライセンス未認証だとどうなる?
ライセンス認証が完了していないソフトウェアの場合、
特にWord・ExcelなどのOFFICE製品は、Windowsパソコンだと標準的にインストールされていますが、中古パソコンになると別売り、またライセンス未認証になっている場合が多いです
「OFFICEインストール済み」という記載があっても、ライセンス認証が完了しているか確認するようにしましょう
中古パソコンの危険性と対策方法
中古パソコンには、さまざまなリスクがありますが「どんな危険性があって、どんな対策ができるか」知っていれば問題ありません
中古パソコンの安さだけに注目せず、少々高くても実績のあるパソコンショップで、セキュリティやライセンスなどを確認した上で買うようにしましょう
オジトレでは40代オジサンとの、デジタルトレンド スタイルを紹介しています
これからもオジサンに役立ちそうな情報を発信しますので、ぜひ参考にしてください